2018年03月05日
式の会場のスタイルによって多少異なる
葬儀に何度も参列している人であれば、式で何をするかはある程度はわかるでしょう。ただ宗派によって異なる部分もあるので、事前に宗派を調べておくと当日迷いがありません。キリスト教や神式となると仏式とは大きく異なります。
仏式でも宗派によって微妙に異なります。焼香は各宗派で細かく決まりがあるため、いつもの通りに行うと間違いになってしまうときもあります。回数が決められている宗派、特に決められていない宗派などもあります。広い葬儀場などで行われるときは、パイプいすなどが並べられている会場で行います。
この時は立礼焼香のスタイルになります。故人の遺族から順番に歩いて行き、立ったままで行います。立って行うだけで特に変わりはありませんが、礼をする位置などに気を付ける方がいいでしょう。まずは遺族に礼をし、その後に故人の写真に向かって礼をします。
そして抹香をつまんで行います。合掌のタイミングであったりその後の礼の方法なども確認しておく必要があります。小さい式場やお寺などでは畳の上に座布団に座る形で式が進められます。この時は座礼焼香になります。座っているところから立って歩いて祭壇の前まで行き、一旦座って行います。
注意したいのはまっすぐ立ち上らず、腰を落とした状態で移動などをする点になるでしょう。正座をして行うのが基本になります。参列者が少ない時にはその他に回して行う方法もあります。こちらは祭壇まで行かずに順番に回していきます。ですから移動はありません。