2017年12月22日
葬儀や通夜に参加した際の挨拶マナーとは
人生において、親戚や近しい人の葬儀に出席する、という場面は多々あります。特に歳を取ってくると、そのような機会もだんだんと増えていきます。そこで、通夜や葬儀の挨拶のマナーをしっかりと覚えておくことが大事です。
通夜に駆けつけた場合の挨拶ですが、まずは遺族の方に会ったときに、頭を下げて、このたびはご愁傷様でした、心からお悔やみ申し上げますといいましょう。遺族の方は悲しみの真ん中にいますから、出来るだけおごそかに、静かな口調で伝えるとなお良いでしょう。
葬儀の挨拶の場合には、遺族の方にはご冥福をお祈り致します、というような言い方で伝えましょう。遺族の方は、愛する人の死で精神的に辛い状況にあります。死因を聞いてしまったりなど、非常識な言動や挨拶をしてしまうことで、大きなトラブルに発展してしまうということもありえますので、挨拶のマナーはしっかり守りましょう。また、通夜に駆けつけたときには、お金を入れた香典を渡すのが基本となります。香典は、遺族の方に直接渡すのではなく、基本的に受付の方に手渡しで渡します。そのときも、ご霊前にお供えください、とうように丁寧に挨拶をすると良いでしょう。何も言わずに黙って渡すのではなく、一言添えると、印象がとても良くなります。年齢を重ねるにつれて、様々な葬儀へ出席することも増えますが、このような基本的マナーを知っておくことで、緊張せずに礼儀正しく振舞えるようになります。