2016年11月26日

終活の必須アイテムのエンディングノート

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終活で使うエンディングノートを書く時は、自分のことだけでなく残された家族のことを考えると後で役に立ちます。自分のことに関しては家族が把握していないような保険証の場所やマイナンバーなどを書いておきます。遺産を相続する時に困らないように口座を持っている銀行や口座番号、不動産などの情報も明記します。保険は自分たちで申請しないと保険金をもらえないので、入っている保険会社も忘れないようにします。これらは重要な個人情報なので、エンディングノートは紛失しないように注意します。インターネットのサービスを頻繁に利用していた人は、ログインのために登録した情報や退会を希望するかをはっきりさせます。インターネットショッピングではクレジットカード情報を登録することもあるため、アカウントは消すのが不正利用防止につながります。親族表は家族であれば把握している部分もありますが、整理していると相続の時に連絡を取りやすいです。古い友人に葬儀に出て欲しい場合は、現在も友人が生きていることや連絡先が変わっていないことを確認してからエンディングノートに記入します。年を取るとある日突然病院に運ばれて入院生活に入ることも多いです。意識が戻らないほどの重い状態になった時は自分で気持ちを伝えることができません。

延命を希望するか事前に伝える必要があります。健康なうちに自分の口で伝えても、その時が来ると家族はためらってしまいます。家族の精神的な負担を考慮して、延命に関して書き残しておきます。葬儀については家族だけで行って欲しいと願う人も増えています。葬儀の規模は親族同士で意見の不一致が起こりやすいので、自分で決めると家族も傷つかなくて済みます。エンディングノートには法的な拘束力はないので、遺言書として使うことはできません。ただし家族が参考にすることはできるので、大まかに書くケースもあります。エンディングノートで最も力を入れるのは、家族や友人に対する感謝の言葉です。エンディングノートを書いた人の葬儀が終わって落ち着いた時に、家族や友人の心の支えとなります。

[参考]
葬儀会社員浜田の知って得する葬儀のコラム記事
hamadanosogi-column.net
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